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唯神論・楽園5

 生命は有限である。
有限であるが故に時間軸上に“現在”のみを所有する。
生命にとって“過去”は記録されたものであるに過ぎず、“未来”を所有しない。
ただ現在のみを知覚・意識し、所有する。

 過去を記憶しないが故に、時間連続体としての認識を有さない。
故に、個体としての変貌を厭わない。
また、未来を所有しないが故に、常に現在に適応しようとする。

 このような理由により、生命は戦略的に進化し、分化してゆくことになる。
所有しない未来に対して、個別化・特殊化した種を産み出すことににより対応する事を、基本戦略として選択する。
古き種は新しき種を生み、滅亡と誕生を繰り返す。

 それは、生と死を繰り返し進化してゆく。
有限なるものは、生と死を繰り返すことにより、螺旋を巡らしてゆく。
有限なるものは、進化し続けることにより、無限の螺旋を登り続けてゆく。

 有限なるものもまた、繰り返す事により無限を獲得する。
死すべきものもまた不死である。
万物にはすべからく螺旋・不死という蛇の本質が宿っている。

 宇宙は大いなる蛇の懐に抱かれている。
宇宙は、覚醒しつつまどろむ蛇の見る夢である。
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