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唯神論・楽園4

不死なる蛇は無限に脱皮を繰り返す。
蛇は螺旋である。生と死を繰り返す螺旋である。
生と死もまた、状態の変化に過ぎず、本質ではない。
蛇は螺旋状に拡散し続け、一方で収縮を続ける永遠である。

 脱皮により脱ぎ捨てられた古き表皮もまた蛇である。
そこに、蛇の本質の全てが備わっている。
しかし、それはまた、蛇の一部であるが故に全一たる資質を欠くものでもある。

 その意味に於いて、古き表皮は不完全な蛇であるとも言える。
不完全であるが故に、それは無限足りえない。
それは、“個”としての同一性を認知し得ない。
その意味に於いて、それは不死の資質を欠くものである。

 古き蛇の表皮より、生命が誕生する。
生命もまた蛇である。
しかし、生命は不完全な蛇であるが故に有限である。
有限である事が生命の宿業であるのは、このような理由による。
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